20180720

元祖高台の明石住宅。



眼下は倉敷川と児島湾干拓の大パノラマ
かなり眺めがいいのでは
と大人になってきづく。
明石団地といえば、
彦崎小学校3-4年の頃
給食を食べ終え午後の授業中に
けたたましいサイレント、半鐘の音。
ふと外を見ると明石の方向から煙が・・・。
そう。真昼の火事だ。

火事の相場は深夜から朝方。
ほとんどの火事は人が寝静まった頃に起きる。
過去3-4回彦崎で遭遇した火事のほとんどが夜中だ。

真昼の火事はこの明石団地の火事と
土曜日の午後demiさん宅の二階から見た
植松のさらに奥の林の火事。この二つだ。
あとはすべて狐崎で起きた火事だ。
以前にもこのブログで書いたが
狐崎ではかなり昔から頻繁に火事が起きていた。
火事を沈めるためにお稲荷さんを作ったほどだ。

話は戻って彦崎最東端にある明石。
正確には明石と川張の間に「境」というのがある。
その明石山北裾を切り開いた
小高い場所にその明石団地がある。
建物は9世帯の平屋。

小高い住宅ではレックタウン彦崎が
出来る3-40年前から建てられたものだ。
住宅と山が隣接していて庭先で
自然に触れることができる。
特に記憶にあるのは明石団地手前にある雑木林だ。
かなり鬱蒼とした林は太陽の光もままならない。
そこにかなり太い蔦が木々に張っていて
その蔦でターザンよろしく木から木へと渡るのだ。
ただ、子供の強敵「ハミ(大きめの蛇)」がいるのだ。
凄く楽しいと凄く怖いが背中合わせだ。
また、この裏山には巨大セージが存在する。
大きいもので2メートル。竹のように節がありその中に自然の水が
皮をむいてそのセロリのような食感を楽しむ。確か塩をつけて食べた覚え。
ただ、時々そのセージの中にやっぱりハミがいたりするのだ。
明石山北裾にはなぜか全てを巨大化するパワーがある。
昔からこの明石山には巨大蜘蛛の伝説がある。
彦崎のミステリーゾーンだ。 
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ほんとうに不思議な場所だ。
なんとなく彦崎から隔離されたような団地だ。
いまでも健在でどうやら満室の雰囲気。
駅からも商店街からも遠く、決して日当りもよくない。
そして、何たって豪雨の土砂崩れが心配な場所だ。
2018/0720/14:56

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