20180720

29番馬頭観音。




そろそろ年内に
彦崎三十三観音の話をしなければ。

藤原美代子さんの見立てに寄れば
この大久保(馬場池下)にある石像は
明治4年製の29番馬頭観音。花こう石メイドらしい。
見ようによってはソフトモヒカンなポッチャリ顔。
まるビリケンさんを彷彿とする馬頭観音。
彦崎には用木にある8番とこの29番の二つ。
ウィキペディアによれば 
馬頭観音とは観音菩薩の変化身。
観音のなかでも珍しく釣り目で忿怒相だという。
あのモヒカンもその表現のひとつらしい。
注目すべきはこれから
馬頭観音の祭られ場は馬が急死した路傍や馬捨場らしい。
頷けるのは牛馬の牧場があった熊山の玄関口・用木の8番と
馬場の上に位置する29番にあるのは頷ける。
ともにこの観音周辺では馬牛を頻繁に見かけたのでしょう。

この29番のある馬場池下には
崩れかかった物を入れて6体の石碑が並ぶ
彦崎でも珍しく派手にステージにたっているカタチだ。
そのなかで一番左に位置すし、大きな不安定な石の上に鎮座している。
他の物はさっぱりわからないのだが
そのような場所に29番馬頭観音は祭られている。
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2011-08-09 18:08 
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記念すべき彦崎三十三観音第一弾。
2018年に終了するまでに7年の歳月がかかる大イベント。
3回目でようよと到達できた場所。
何度行っても見つかる事が無いと思える場所。
だれがいこうのだろう山の奥の奥の奥。
まるでわざと行きづらい場所に存在する
2018/0720/13:56

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