20180606

国代木工所正確には駄菓子「アンドー」前空き地土管時代。





昨年の6月にも登場した写真だが、
よく見ると「大空ストアー」が写っていたので再登場。
1976-7年たぶん初夏の「大空ストア〜国代木工所ライン」だ。
派出所も鳥越邸もまだ存在しない頃の姿。
県道22号線もこの道がメインで活気がある。
大空ストアーもシルバーの外壁が未来的でコカコーラの販売機もおしゃれ。

しかし、いまでも夢に見る空き地。
国代材木店(駄菓子アンドー)前の空き地。
過去をさかのぼれば塩田の塩溜だったと言われている。
そこは埋め立てられかなりの間「空き地」としての歴史。
1960年後半は鉄の土管(いやコンクリだったか?)が立ち並んだ「土管時代」と
二階建てもあろう砂利のぼた山が存在していた「砂利山時代」に分けられる。
たしか前者の「土管時代」は
「ラブレター偽造コーちゃん怒りの殴り込み事件」で
我々が逃げ込んだのがこの空き地の土管の中。
当時の共犯のジョージくん、藤原のとっさんと私3人が
この件で校長室で絞られることになったので記憶に新しい。
たしか小学校3年頃だから1969年あたりか。

当時は高度成長時代真っ直中。
朝であろうが夜中であろうが基礎を打ち込む音が彦崎中にこだまする。
寝ているとその基礎を打ち込む音がまるでゴジラの足音のように聞こえ
怯え震えて寝たものだ。
空き地と土管は戦後に急激に成長を遂げる日本の象徴。
ウルトラマンの二次元怪獣「ガヴァドン」も空き地にある
土管に描いた子供達の怪獣の落書きが怪獣に変身するというストーリー。
ドンビシャリアルタイムにあの国代(駄菓子アンドー)前の空き地の土管を思い出したものだ。
土管が堆く交互に組み上げられ今から思えばかなりデンジャラスな場所。
一度も叱られることもなく遊んだのは記憶違いか?
それとも、大人の目をかいくぐっての仕業か?
いまでは誰も知るよしもなく、誰にも注意されることもなく
そして、その土管との蜜月時代はわずか1-2年で終わりを告げ
「砂利のぼた山時代」に突入するわけだ。

砂利のぼた山時代へつづく・・・・・・。

写真は「黄金の土管時代」から6-7年後の更地時代1976-7年当時。 

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現在(2018/0606)は千石にある角打「十一屋」の常連だけど
この時期はまだ常連でも、お店に訪れた事なく。
今思えば不思議な感じだ。
なので人生は何が起こるかわからない。
「一寸先はパラダイス」なのだ。

この国代木工所はいまは老人相手の施設になっている。
2018/0606 13:36

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