20180124

さよなら国代材木店。音の記憶。




昨夜、滅多に電話のない母から
突然のニュースが飛び込む、

「あんた。餅つき用の材木。
       もう、もらえんからな!」
このあと(覚悟せられ〜よ)というぐらいな勢い。


彦崎で丸髙工業に続き広大な敷地を有する
「国代材木店」。
当時は丸髙の機織りのカタカタという音と
宇野線を挟んでの
国代材木店のチェーンソーで木を切る音は
札場、礒その周辺では必須な生活音だ。
カタカタ。キュイ〜ン。
キュイ〜ン。カタカタ。
一見うるさい音のように思えるが、
この音がないと夏の昼なんて寝られない。
彦崎にとって大事な音なのだ。
丸高が撚糸業を止めたのが、
たしか35年ばかり前だろうか?
そのカタカタ音はそうそうに聞くことはなく、
残る国代材木店の木を切る音。のみ。
彦崎効果音金熊賞があれば、
必ず受賞することだろう。

とにかく彦崎には欠かせない音だったのだ。
その「国代材木店」がどうやら、
店じまいしたらしい。
またひとつ彦崎の文化が終わりを告げたらしい。

最近では年末の餅つきの為の
クズ材木を頂きにいっていたものだ。
それも出来なくなり、確実に迷うこと必至。
とにかくあの敷地はもう既に新地になっているという。

たぶん巨大住宅地にでもなるのだろう。
彦崎の歩む道は
巨大ベッドタウンとかするのか?
我が家隣の三角地も住宅が4件もたっているという。
あんな狭い土地に4件も。東京並みだ。
とにかく彦崎住宅計画はまっしぐら。

マルナカも巨大化しているらしいし。
変わりゆく彦崎ってとこですね。

写真は1976-7年頃の国代材木店と駄菓子屋アンドー。
大空ストアーも現役時代のころ。
0077
2010-06-29 14:29 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
国代材木店がなくなって8年になるのか。
毎年年末のもちつきも続行中。
つく臼数も年々減少でことしは10臼ついただろうか?
なので燃料の材木も当初の1/3程で事足りていて
残る2年。2020年まではいけそうだ。
2018/0124/17:43

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