20180117

最初の録音装置ソニー社ソニオマチックF。




新しい家はまだなく、2LDKの平屋。
ほとんどが食堂で4畳半の和室が寝室でそこに家族4人が住んでいた時代。
その平屋の前は大きな広場になっていて線路側に駐輪場があった。
なぜかその当時の写真は今はない。
中学に通い始める自転車とのショット。
駐輪場をバックに祖母との2ショット等々。
写真の記憶にあるのだが。
上京し引越を重ねているうちに神隠しにあったように
その写真は消えて無くなっている。
その平屋の角に笹が数本咲いていて
なぜかそこに小便をしていた。
家の食堂と目と鼻の先だ。だけども不思議なことにだれも怒るわけでもなく
ドンドンと笹は育っていく。
夏などはさぞにおったであろうに、
あの恐ろしい親父さんも不思議に怒らないのだ。
とにかくそんなまだ広々とした広場があったころ、
よくそこに縁台を出して夕涼みなどしたものだ。
夏の夜などは虫も多かろうに外の縁台から
室内の阪神巨人戦をよく見ていたものだ。

あるときその縁台で友達数人と遊んでいると、
このソニー社のソニマチックF登場。
確か最初に録ったのが山本の均くんか
ひろくんかコ-チャンか?マキちゃん?
タカサン?おくさんか?の笑い声だ。
マイテーチャーの録音の際も
同じ現象が起きたのだが、
マイティーチャーよりはるか昔
生涯最初の録音だ。
マイクを向けられた友達は、
逃げるようにしてタダ笑うだけ、ただただ笑い声。
録音を終えその笑い声をその場で再生すると、
その笑い後を聞いてまた笑う。
何度聞いても笑っているのだ。
友達は笑う。私も笑う。親父も笑う。
もしもう一台テープレコーダがあれば、
更にこの笑いの笑いを録音して、
そしてまたこの笑いの笑いを聞きながら笑って・・・
延々と笑ってしまったら、
まるで「合わせ鏡の像」のように無限大に延々と続く・・・・。
それがこの最初のソニマチックFで録音した音源なのだ。

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2010-05-06 16:27
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
まだまだつづくモノネタ。
高度成長期の電化は個性的で皆が驚愕したもの。
AI化なんて想像できなかった時代だからね。
いやAIとはいわないがAM(オートメーション)予想をしてましたね。
当時の小学生も。宇宙飛行機に乗り何でも出てくるレンジがあるみたいな。
2018/0117/18:41

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