20180124

2つ前の記事「大谷」からグルッと向くと「用木」



時計回りに15度ぐらい向きを変えると、
この景色だ。家の見えるアタリが「用木」ということか。
メインの山が熊山。
方向的には真南に向かっている。
なのでこの方向にずっ〜と進むと瀬戸内に出る。
直線で結ぶと約9キロ。
海に出るまでアップダウンのある山道なので
3-4時間といったところだろうか?
一度試してみたいところです。考えてみると太陽が差し入る方向がこちらなので、
家の窓はほぼこちら向きで、
自然と住んでいる人々も
こちらを向いて生活をしているようでさえ思える。
なので札場から見ると、
目にはいるのはこの熊山がド〜ンと見える。
熊山の背後にタコラ山という彦崎で最高峰の山もちょっぴり見えてて
彦崎的には守護山といってもいいのかもしれない。
とにかく、何をするにもこちらに向いている。

そしてやっぱり素晴らしいのは、
この景色は4-50年前とほぼ変わらないこと、
住宅地が徐々に南下(彦崎では山奥の方向)しているが、
まだ20年ぐらいは頑張れそうな気もする。

以前にも1000本ノックの終盤で書いたのだが、
この熊山の昔の写真では山腹は禿げており、
頂上にどうやら急斜面を牛・馬を追い上げていた。



頂上には小さな堂宇があり、
用木・大谷の人々が
児島・曽原(たぶん八幡神社)から大般若経を上げて、
隔年供養していたらしい。
そこでは牛・馬を直すといわれ
当時、頻繁に行き交いがあったされている。
現在は木が茂り、その陰もない。

その麓の「用木」は、時の如く
藩主池田港の御用材を出していたらしい。  

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2010年からすでに8年。
ここはいまだに変わらないといったのも束の間
このあたりはいまでは一戸建てが建ち始めた。
当時20年は大丈夫みたいなことを描いていたが
あと12年後の2030年にはどんなことになっているだろう。
2018/0124/14:18

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