20171221

彦崎の紅一点。レンガ建築。



英国紳士が歩いていそうな、
なさそうな。


焼き板塀の話を前回しました。
旧彦崎はほぼ黒と白の世界だと、
しかし、ワンポントにレンガ色があり。
そのレンガポイントは、
イチ。いまでもサイレン鳴りやまぬ丸髙工場。
ニ。庄司場川の馬場から駅のトンネルの出入り口、
そして、サン。磯の小松原の敬子ちゃん家(ち)ですね。
これが彦崎現在でも存在するレンガ三大ポイント。

第二室戸台風(ナンシー)にも負けず、阪神大震災にも負けず、
微塵も崩れることなく堂々と立っているのだ。
(写真参照)なんと素晴らしいことか。

因みに、小学校国語の時間での「三匹のこぶた」では、
一番目は藁、二番目は木の枝と見事に狼さんに攻略され、
食べられたぶたさん達。
三番目は満を持してのレンガ作りの完璧な家、
息を吹きかけようと、火を放とうとビクともしない。
挙げ句の果てに煙突から侵入しようとした狼。
下で大鍋でお湯を沸かし、
落ちてきた狼を茹でて食べるぶたさん。
なんと頼もしいぶたさんでしょうか。

その話を聞きながら
頭に描いたレンガのお家は、
たぶん同級生36人全員、・・・・・
・・・・・・
磯の小松原の敬子ちゃん家を想像しながら。に違いない。
彦崎唯一の完全レンガ作りハウスだ。
これこそ重要文化財ではないか。
そして、ここは日本なのにリバプールかと
見間違えてしまうほどの鮮やかなレンガ家。
丸髙のレンガ工場なんかて
50年-60年たった今でもビクともしない。
あの「三匹のこぶた」の教えは
間違いでないことを証明していますね。

思い起こせばレンガ建築は
メソポタミア文明の時代から続く古き歴史。
彦崎出身の東京在駐人は
東京駅、横浜の赤煉瓦見ると、
必ずとこの丸髙工業のレンガ建築を
サイレンと共に思い起こすことでしょう。
また、岡山はレンガ建築が盛んであるのも、
兵庫との県境にある三石があるところからでしょうか?
備前市三石。山陽本線から見る町並みは、
レンガ一色。
そのおこぼれを少し彦崎はいただきました。


写真は丸髙工業彦崎工場南側。

0044
2010-02-05 12:55:33

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
やはり丸高の「五時のサイレン」は彦崎民にとって
かかせないもの。カラスがなくからかえるかなぁ〜を
彦崎民は丸高サイレン鳴るからかえろかな〜ですね。
因に朝8時。と正午もなります。いまも鳴っているのだろうか?
2017/1221/16:46

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