20171221

彦崎現代アート事情。



ひょうたんは良しとして、
千両ナスのレイアウトは
どうにかならんかったのか?

これは、
このオブジェを最初に見た時の感想。

三個の千両ナス(以下ナス)が
ひょうたんを取り巻くように全て寝ている。のだ。
郷内の方向から二つ左向き、
そして彦崎側の1つのみが右向き。
メインのひょうたんは戦いを挑むように、
スナックブスに向いている。

しかし、ナスがゴロゴロ寝ている。

確かにナスが自分自身で立つことはできないので、
リアルといえばリアルだが、
ほぼ2メートルに近い
小錦タイプのひょうたんの回りに
子分のナスが「かごめかごめ」をしているようにも見える。

これは子供達にとっては驚異かもしれない。

当時、レイクタウンの看板としてつくられたオブジェ。
制作当初の会社が撤退したか、
つぶれたかしらないが、
鬱蒼とした木々をバックに
黄色とナス色は薄れ、
排気ガスとホコリにまみれ、
・・・・・・今では他人のような「知らんぷり」な
扱いに見えてしまう。
かわいそうだ。

しかし将来。
例えば3000年後、
海の中にいるこのひょうたんナス遺跡が発掘され、
当時の原住民は巨大なナスとひょうたんを神と崇め、
「スナックブス」という女帝に支配されていた。

なんていう解釈になったら
とってもうれしい。

このオブジェを見てそんな壮大なイメージを
膨らますのも現代アートの醍醐味かもしれない。
JR西日本「JR瀬戸大橋線」植松駅徒歩3分。

0047
2010-02-18 14:45:53
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
昔はこんなものなかったんだが、
恐れを知らない秋葉山を切り崩し開拓した
「レイクタウン」。そのシンボルとしたのが
この巨大ひょうたんと子分の千両なす。
国宝級だ
2017/1221/17:13


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