20171208

宇野線12番ホーム




そうかもしれないが、
あまりにもあわれすぎる。


 いつのまにかホームが様変わり、宇野線は11番線ホームと相場が決まってたはず。四国を渡る「瀬戸大橋線」が併線とはいえ、この扱いあんまりです。瀬戸の花嫁のオルゴールが鳴り響き、威勢よく1時間に4-5本岡山駅11番線から発車しているホーム11番線は今までにない活気。でも、そこは昔の湘南カラーの宇野線の定位置だたはず。更に以前の車体はチョコレート色。床は木製だった。対面式で背筋がピ〜ンと伸び、足触れ合うも多生の縁。クルッと半回転する灰皿、お弁当乗せられる窓際の小台。今はもう見かけなくなった懐かしく、重そうな電車。今では新幹線から乗り換え、いつものように11番線ホームで乗ろうとすると、それは見慣れる銀色の電車「瀬戸大橋線マリンライナー」。「宇野線」はいずこに?あのオレンジとグリーンの車体を求めて歩く同じホームの先の先、堤防づりでいえばかなりいいポイント。そこに3-4両の湘南カラーの電車がポッツリ淋しそう、外気が入らないように観音開きの扉は締まっているのだ、戸惑うこと数秒、これはお客の優しい手動ドアだ。・・・・
 ・・・・とびかく岡山駅の端っこの端っこに、この宇野線は無理から1時間に1本の割合で出ている。そして茶屋町駅。やっぱり茶屋町駅がいつも昔から宇野線の主要起点だ、彦崎駅も過去に「味野駅」の頃、「こんなに栄えているのなら味野(彦崎)駅から児島市に向けて味野線でも作りますかね。」との提案を蹴っている過去がある。たぶん、開拓したばかりの植松の田畑を手放したくなかったのではないか。とにかく彦崎駅を起点とした児島線は頓挫し、隣の茶屋町にその役目を奪われる。それは下津井電鉄(近年廃止)として茶屋町から始発し、乗り降りの多い茶屋町には当然のように数台の路線バスが乗り付けるわけです。宇野線を利用した「瀬戸大橋線」は高速で各駅を飛ばし、岡山発は茶屋町駅で停車。所要時間約15分。次の駅は我が「彦崎」だ。そこに行くには茶屋町発宇野行きに乗り換える事にになるのだが、ほぼ岡山-茶屋町間と同じ時間約15分という屈辱の時間を待たなければ行けない。とにかく高速の電車が傍を通り抜けているのに、指を咥えて眺めるしか方法はなく、先達者の判断が悔やまれる。しかし、未だ若干原風景の残る彦崎を見ると、それはそれでよかったのかもしれない。
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http://www.youtube.com/watch?v=9pXddpYl7n0


2009-10-14 19:14:50


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彦崎基本ネタ16打で終了したとおもったら、
密かに復活。宇野線単線の哀れを見事に語っている。
youtubeの動画もリンクしてみた。

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