20180606

給食牛乳ヘビーローテーション。




「5本も一気に飲んで大丈夫だったのは
 demiさんではなくタカさんだよ。」とdemiさんの電話。
 よくよく話を聞くと・・・・・

どうやら小学三年生の給食時のお話。
5人のグループで机を集めて一つの島となって食べる昼食。
誰が言い出したか、この一週間順番に5人分の牛乳を一人で飲もう。
と。なんのためにとも思うが多分おもしろいとでも思ったのだろう。
しかし、この時点ではあんな悲劇がまっているとは誰しも思わなかっただろう。

ほんとうになぜ5本の牛乳をひとりで飲もうと思ったのか、
いまとなってはなぞだ。
あの水で薄めたような瓶入りの牛乳。
だれも好んで5本も飲みたくないだろうに、いじめか?
とにかく最初の挑戦者はタカさん(demiさんと勘違い)
あっという間に5本を平らげ平気なのだ。
当時のタカさんはどうみても頑丈とは見えないし、肌も白い。
岡山(昔の岡山市)から転校してきた都会の子だ。
ぜったい何か体に変化を起こすに違いない
と皆が考えたかどうか知らないが、私はそう思っていた。
しかし、5本を平らげた。それもケロッとした表情。
とにかく1日目は何事も起きることなく、先生も気がつくこともなく。

二日目。
二番手は私の番だ。
給食開始後すぐに5本飲んだのか、
給食を平らげた後飲んだのか覚えていないのだが
とにかく昨日に引き続き5本を呑んだのだ。
タカさんがいとも簡単に飲んだことの気のゆるみか
給食後の掃除の時間。幸か不幸か本日は教室内担当
急激な吐き気が体を襲いその場でゲロり
吐いてみればその瞬間からスッキリしたもので
あ〜白いプールだ〜と意外に広い面積に広がった牛乳を見て感心したものだ。
その後始末はよく覚えているのだが
本来なら吐いた本人が一人で掃除をしなければいけないのが当たり前なのだが
なぜか友達が片付けてくれた記憶がある。
小学校三年生だったが申し訳ない気持ちと恥ずかしい気持ちの入り交じった感覚。
それは当然、担任の中村先生に知ることになり、
事情聴取をされ「牛乳ヘビーローテーション計画」はわずか二日で中止。
次の挑戦者のdemiさん達を悔しがらせたものだ。
というかホッとさせたというか。

というか本当にタカさん大丈夫だったのだろうか?
未だに信じられない。 
0138
2011-06-16 18:56 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
給食ネタは永遠だ。
現在はすっかりオシャレなメニューらしいが
我々の時代は給食創世記に近い
麺類、米飯が試されたり、テトラ牛乳導入だったり
そうそう栄光の脱脂粉乳も味わさせていただいた。
まだまだ、語りたいのだが資料が少なさ過ぎる。
だれか当時の献立表を持っていたら1年語れるのに
2018/0606/17:48

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