20180606

そんな怖い二階を掃除していたのが富士クリーナー。



生まれて始めて見た掃除機がこれ。
家と言っても工場(工場)の二階で育ったわけで
縫製業を生業としていると生活ゴミというより
原反物ゴミを掃除するということになるわけで
強力かつ大容量の掃除機が必要となってのことだろう。
この写真のようなサイレントだったかどうか知らないが
形・色とも同タイプだ。
お釜タイプの掃除機。
威力は強大でたしかサイレントとはほど遠い。
重く巨大で小回りはきかない。
吸引され水色の底に溜まったゴミを捨てるのみにも一苦労だ。
業務とプライベートが兼用。
大は小を兼ねない代表的な例。

この原反物のゴミは絶大で
多いときは膝あたりまで積み上がる。
そのゴミを子供が入るズタブクロに詰め替え
お風呂まで運び、焚き物として使用するのだ。
化繊が多いのか黒い煙がでるのだ。
あの饐えたような臭いも体に悪そう。
いや風呂のお釜に悪そう。
毎日毎日そうして燃やしていても
その原反物のゴミはなくならない。どころか増える一方。

夕方になれば毎日近所の吉田さんも登場して
持ち帰ってくれるのだが一向になくならないのだ。
吉田のおばちゃん元気かな〜。

とにかく、
この掃除機とは10年ぐらいつきあうことになる。 

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生まれて最初の掃除機の記憶がこれ。
業務用だし、デカイ。
なので容量が大きい。なので頻繁に捨てない。
そんな癖がついて、現在もあまり捨てるの慣れていない
2018/0606/16:50

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