20171208

ひこちゅうのなまえ



 なんといっても「若林」。「若松」。わかわかコンビだ。「中嶋」。「藤原」。「片山」。「三上」。そして岡山で全国的に多い「三宅」。これは日本書記でお馴染みの屯倉からですかね、ヤマト政権直轄地経営倉庫・土地関連からきているといわれる古式ゆいしい名前なのだ。前期屯倉は畿内またはその周辺に限られていたらしい。0004のイラストのように、海に囲まれ島の数も現在とは比較にならないほど多い、その時代は朝鮮と朝廷の交流も頻繁でかなりの舟が行き来し、吉備国の児島屯倉は瀬戸内海でもほぼ中央の重要地点、また吉備国は「たたら鉄」の重要産出国でもある・・・・
 真備市の白猪屯倉。児島湾の高島。屯倉も瀬戸内の数々の島にも出来たのであろう。また、岡山の平喜酒造から「屯倉」という純米大吟醸が発売されている。吉備国=たたら鉄=朝廷=屯倉。そして珍しい名前では「三竿」。「綾野」。「「尾高」。昔からある名前だ。そして肝心の「彦崎」の由来。「彦」は「男らしく、雄々しい、すぐれた意が古来よりある。「﨑」は海辺の岬。まとめると「彦崎」とは景色の美しく優れた岬という。バイ灘崎町史。普通と言えば普通でつまんない名前である。あ〜茂曽路がうらやましい。0005
【イラストは海があったころの児島郡灘崎町彦崎】
2009-09-15 19:31:25記

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21世紀の彦崎世帯の構図もかなり変わってきているだろう。
彦崎を代表する名字は空前の灯火。
彦崎という名前もそもそもなくなってしまうのか。
2017/1208/13:37記

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