20171214

ひこちゅうのクリスマスの過ごし方。





聖なる日はアゲアゲ。
アゲゾコ大行進。


給食の時間に
「いちごのショートケーキ」が付きます。
これはかなりうれしい。
スカスカのスポンジに白のバタークリーム。
そしてイチゴ。のシンプルなもの
ですがね。

彦崎小学校講堂に全校生徒を集め、
暗幕を引き、
真っ暗な講堂の中を、
蠟燭片手に行進します。
なかなか雰囲気があります。
でも、クリスチャンでもないけど、
私たちは大喜びです。

そして下校。
天神山に向ます。
それは天然のもみの木を
取りいきます。
というか盗みにいきます。
ごめんなさい。

2メートル弱のもみの木を
大胆に持って帰り、
道行く人にはとがめられず
ガンガン持って帰ります。

そしてテッペンには紙製銀色の星。
手足は自由自在なハリガネサンタとか、
中身のないプレゼント箱とか、
赤と白のJ型の杖とか、
ボール、わたなどで飾り付け。
〆はリレー式照明の・・・・、
なんていう名前なんだろう。
赤や緑やチカチカするやつですね。
これは俄然盛り上がります。

そういえば高度成長期の1965-1970年には
お歳暮と称してかなりのケーキが届いた物です。
2段とか3段とか、
一番盛り上がったのは
アイスクリームのクリスマスケーキ・・・・・・・・・・・・・・箱の割には中身が小さいのには
驚いたもんです。
いわゆる「アゲゾコ」ですね。
ドライアイスはたくさん入っていて、
ケーキより場所とっているんじゃないか、と。
クール宅急便なんてなかったから、
苦労の後が見えます。
そのドライアイスを水の入ったコップに入れて、
モコモコさせて、天国状態で盛り上がります。

派手でとにかく気持ちはアゲアゲですが、
当時のクリスマスケーキはまずい。
うまくないんですね。
特に砂糖をまぶした赤や緑のゼリーは最悪です。
中心のサンタハウスに関しては、
尻から覗くとこれも、
「アゲゾコ」。
あげくにロウだったりします。
サンタ蠟燭も頭直撃で、
流れる赤いロウで流血サンタの出来上がり、
これにはサゲサゲ、ナエナエでしたね。

そう。お菓子の詰まった赤いブーツ。
銀色の紙製のブーツもリーズナブルにありました。
その名も「マンボブーツ」という名前を
知ったのもこの2-3年です。
グリコのビスケットとかコリスのガムとか
いっぱい入っているように見えるけど、
それはあみあみの見えるところだけで、
これまた!アゲゾコです。
これはかなりです。
でもおかげで2個揃えば、
両足に履いて、
霜の降りた朝の校庭を
走り回ることが出来ます。
アホです。
とんだマンボ野郎と化します。

なんだかクリスマスって、
子供を萎えさせるアイテム満載ですね。
ステキです。

イラストはハリガネサンタです。メリークリスマス。 
0032
2009-12-24 13:52

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
うむ。12月24日書いたXmasほっかほかの記事だ。
なのでノリノリ長文。改行頭揃えだから見やすいが下に長過ぎ。
だれもよんじゃいないよ。
2017/1214/17:53

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